骨盤矯正(整体)：メンテナンスが大事、良い状態を維持しましょう
物は使っていれば、かならず故障します。
また、物は『使っていなくても』かならず故障します。
しかし、きちんとメンテナンスをしていれば、故障しにくく、故障しても修理する所は少なくてすみます。
このことは人間の体にも当てはまります。
あなたの体はきちんと『メンテナンス』されていますか？
目次
どんなものでも故障はする
先日、巻き爪矯正に使用している爪切りが故障をしたので、修理に出しました。
「爪切りを修理？」と不思議に思われるかもしれませんね。
凡座で使用している爪切りは日本の職人さんが手作りした『本物の道具』です。
なんせ、修理代で普通の爪切りがいくつか買えるほどですから。
そんな、『本物の道具』でさえ、使っていれば故障は起きます。
それでも、きちんとプロが修理をすることで、物は長く使うことができます。
あなたの「代わり」はどこにもいない
爪切りは故障しましたが、同じ爪切りがもう一つあります。
そのため、巻き爪矯正にはまったく影響はありません。
なので、ご安心ください。
このように、『モノ』であれば、予備を準備しておくことで、代わりはいくらでもききます。
しかし、もしあなたが故障してしまったら？
仕事であれば他の方がカバーしてくれますか？
しかし、私のように一人で仕事している人は、だれも代わりはいません。
家族があなたをカバーしてくれますか？
しかし、あなた自身でしたいこと、しなければいけないことはできません。
物事自体は前に進んでも、『あなたにとっての、あなたの代わりはどこにもいない』のです。
定期的なメンテナンスの重要性
あなたが愛用しているモノも大切ですが、あなたの身体はモノ以上に大切です。
そうです、長い間付き合う身体です、きちんとメンテナンスをして大事にしてくださいね。
体からの『サイン』を見逃さないで
なので、上記のような状況にならないためには、常に良い状態でいる必要があります。
または、小さな異常が出たときにすばやく対処して、大事に至らないようにすることが大事です。
実は、「小さな異常」は「あなたの体」が「あなた」に向けて発している『サイン』です。
つまり、痛み、違和感などを出して、体の症状、状態を教えてくれているのです。
「からだに負担がかかってますよ、このままでは故障しますよ。対処してくださいね。」と。
なので、そんな体からの『サイン』を見逃さないでくださいね。
体は使わなくても故障する
モノにしても体にしても、使いすぎて故障する、というのは理解できますよね。
それでは、あまり使っていないのに故障する、これはどういうことでしょう？
使いすぎて故障するというのは、「消耗する」ということですね。
そして、使わなくて故障するというのは、『劣化する』ということです。
体が劣化する、というのは良い言葉ではありませんが、体は動かさなければかならず機能が落ちます。
わかりやすく言うと、骨は弱くなる（骨粗しょう症）、筋肉は弱くなります（筋力低下）。
そうなると、関節は曲がりにくくなる、免疫力が落ちる、など。
若い人でも、骨折してギプスを巻き、ずっと関節を動かさずにいるとどうなるでしょう。
そうです、ギプスを外した後は関節が固まり簡単には動かすことができなくなります。
使いすぎによって体の調子が悪くなった場合はどうでしょう。
この場合は、原因がわかってる事が多く、休んだり、何かしら自分で対処可能です。
しかし、使わないことで体の機能が落ちた場合はそうではありません。
徐々に機能が落ちていくため、実感するまで機能が落ちていることに気づけません。
そして、気づいたときには限界に近づき、「ガクッ」といってしまうことが多いのです。
今回修理に出した爪切りも、異常に気づかず、いきなりバネの部分が壊れてしまいました。
人間の体は良い意味で『あいまい』なんです
なので、体のサインである「小さな異常」が出たらすぐに対処することはとても大事です。
しかし、それは『ベストな選択』ではありません。
なぜなら、「小さな異常」は自分が感じているだけで、本当に「小さな異常」かどうかわからないからです。
人間の体はとても精密で繊細です。
そして、真逆なようですが、ある程度の融通が利くものでもあります。
個人差がありますが、許容値の範囲内であれば全身を使って異常をうまくカバーしてくれます。
しかし、異常を異常と感じないようにしてしまうので、それでは異常に気付くことができません。
日ごろのメンテナンスが大事
ところが、定期的に体のメンテナンスをしていると、異常が出るとすばやく気づけます。
そうやって、一つ一つの小さな異常に対処しておけば、その異常が大きくなることも防げます。
良い状態をキープしながら生活していても、日常生活の中である程度の痛みや違和感は出ます。
この場合でも、定期的なメンテナンスをしてると、安定も早く、大事に至ることを防げます。
それではどうするのか？
ケガなどのように原因がはっきりしているものは、対処しやすいです。
そのため、よくなるまでの期間や過程も把握しやすいです。
しかし、日常生活の中で出てきたような痛みや違和感などの症状は、原因がはっきりしません。
そのため、なかなか対処がむずかしく、多くの場合は、対症療法でお茶を濁すことになります
症状に対して電気をあてる、湿布を貼る、マッサージをする、ストレッチをする、などのように。
症状に対する処置が悪いわけではありません。
しかし、それだけでは根本の原因に対処していないため、私は不十分であると考えています。
凡座での施術 骨盤矯正（整体）
施術前に、今のあなたの体の状態を確認するため、しっかりカウンセリングと検査を行います。
そうすることで、100％ではありませんが、その症状がどこから来るものなのかがわかります。
それに対し、骨盤矯正（整体）を軸に、その他の関節、筋肉などの異常を取り除きます。
メンテナンスも同様に、今のあなたの状態を確認することから始まります。
定期的にみていれば、いつもと状態が違うかどうかはすぐにわかります。
そのため、異常が出てもすぐに対処することが可能です。
つまり、定期的にメンテナンスをする重要性はこういったところにもあります。
まとめ
メンテナンスをして調子のいい状態が続くと、「調子が良いからメンテナンスを続ける」。
という人もいれば、のど元過ぎれば熱さ忘れる人もいます。
この場合は。「調子が良いからメンテナンスをやめる」、ということになります。
来られる方の自由意志ですが、今の二通りの考え方は面白くないですか？
『メンテナンスをしているから調子が良い』だから、メンテナンスを続ける。
これは、違和感がないと思います。
『メンテナンスをしているから調子が良い』だから、メンテナンスをやめる。
これは、前半の「メンテナンスをしているから」が抜けています。
そして、「調子が良い」というところにだけ意識がいっているのがわかると思います。
つまり、痛みや違和感などの症状、異常か出るには原因があります。
同様に、『調子が良い』のにも、かならず『原因』はあります。
しかし、痛みや違和感には対処しても、調子が良ければ何もしない、となるでしょう。
しかし、覚えておいてくださいね。
『調子が良いのには、調子が良くなる原因がある』
ということを。
当院では、施術だけでなく歩行指導、運動指導、日常生活指導、食養生などを通じて再発防止に力を入れています。
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