むずむず脚症候群:夜になるとやってくる、何とも言えないむずむず感で寝れない、そんなあなたに

夜になると足がむずむずする
むずむず感でじっとしていられない
足に虫が歩いているような違和感を感じる
しびれるようなジーンとした痛みがある
そんな何とも言えない足のむずむずとした違和感でじっとしていることができず、動かずにおれない。
体験したことのある人にしかわからない、言葉に言い表すことのできない不快感でお悩みのあなたに書いています。
私もごくまれに、それも決まった状況の時に、この症状が出るときがあります。
なので、どれだけこの症状が不快かということが私にはよくわかります。
「10年以上前から足がむずむずする」というお悩みで凡座に来られ、10年来のつらいお悩みを解消された症例からお伝えします。
目次
『足に感じる不快なむずむず感』のお悩みが凡座の整体で解消されました
今まで、むずむず脚症候群のような症状で、『10年以上足がむずむずしてたまらない、寝れない、何とかしてほしい』というお悩みで来られた方が、お二人おられます。
なんだたったの二人か、と思われたかもしれませんね。
そうです、たったの二人です。
(通常のしびれや違和感を感じる、といったものは除く)
私は修業時代に一般的な鍼灸整骨院で2年、それ以外に、通常よりもはるかに様々な症状の方が来られる鍼灸整骨院、整骨院でも約5年間、あわせて約7年間修業しました。
それらの修業時代の約7年間でも、同様の症状の方は一人もみたことがありません。
ここ、凡座を開けて5年間(2015年の段階)で、お二人が来られたということです。
それが少ないのか多いのかはわかりません。
ご家族もつらい『むずむず感』
凡座に来られたお二人に共通していたこととして、病院では原因不明でしっかりとした診断がつかなかったということ。(診断できる医療機関は少ない)
そして、10年以上前から症状が出始め、数年前からは毎日夕方以降に出現する耐えがたい足のむずむず感で薬を飲んでも2時間ほどは寝付けないという症状でした。
お一人の方は、「もうこの足はいらない」とまでおっしゃっていました。
はじめて来られた時は普通に対応されていましたが、疲れ切っているというのがとてもよく伝わってきました。
そして、ご本人だけがつらい、というだけでおさまらないのもこの症状の特徴です。
毎日一緒にいるご家族の方も同様につらいのです。
となりで寝ていると奥さんが布団の中で声を出して動き回り、夜中に外に歩きに行き、日常生活に支障が出ているのを日々見るのですから、それはとてもつらいですよね。
今のこの投稿をみている方は、ひょっとしたらそういったご家族の方かもしれません。
同じような思いをしている方は、たくさんいらっしゃることでしょう。
『むずむず感』に対する凡座の対応
まず言わなければいけないのは、『凡座では、むずむず脚症候群に対しての施術はできない』ということです。
むずむず脚症候群に限らず、凡座では病気や疾患に対する処置、施術は行えません。
凡座で施術したのは、『足に出るむずむず感』という『症状』に対して施術を行いました。
むずむず脚症候群と診断された場合でも、むずむず脚症候群に対して施術をすることはできませんが、あなたに出ている症状に対しては施術できる可能性が高いです。
それは、むずむず脚症候群は原因不明ですが、凡座では原因がわかることに対してしか施術を行わないからです。
なので、正確には『あなたの症状に対して』ではなく、『あなたの関節、筋肉などの異常に対して』施術をするということです。
『むずむず感』に対する凡座の施術
足に出るむずむず感というのは「感覚の問題」ですね。
足に伝わる感覚は腰から伸びる神経の感覚です。
そのため、『腰=骨盤』が大きく関わっています。
ですから、『骨盤』がしっかり安定すること、これがとても大切です。
凡座では骨盤矯正(整体)を軸に、異常のある関節を戻していきます。
また、症状が重ければ重いほど、凡座での骨盤矯正(整体)に加えて、ご本人の努力も必要になります。
しっかり歩くことが大事
この時、お二人にはとにかくなるべく毎日歩いてもらいました。
最初のころは意欲も体力も落ちているため、週に数回、短い時間から始まり、ひと月からひと月半ほどかけて、ほぼ毎日30分間歩けるようになっていきました。
骨盤の状態を整え、歩けるようになると実感できるのが、歩いた日の夜は調子が良いということ。
そこまでくると、まずはむずむず感が弱くなり、次にむずむず感の出ない日がでてきます。
そして、むずむず感の出ない日が多くなり、最終的にはお二人ともむずむず感がまったく出なくなるところまで行きました。
どれくらい通えばいいのか?
症状や身体の状態には個人差があるため、一概には言えませんが、お二人の場合は、むずむずとした足の症状がまったく出なくなるまでは、約2か月かかりました。
(施術は最初の4回程度は週に一回、その後は10日から二週間に一回のペース、効果には個人差があります)
その後、凡座に来る間隔があいたり、調子を崩すとむずむず感が出ることはあっても比較的軽いもので、何日も続くようなことはありませんでした。
どんな症状でもそうですが、症状の弱くなりはじめは、なかなか良くなっていることが実感しずらいです。
極端に言えば、10ある症状が1になっても『まだ症状がある』と感じるからです。
しかし、毎日一緒にいるご家族は、あなたの変化を実感します。
・お布団の中で動く時間が短くなった
・出す声が小さくなった、少なくなった
・就寝中に歩きに行く回数が減った
・日中の機嫌がよくなった
など
ご家族の方が先に変化を実感し、報告してくださいます。
むずむず脚症候群とは
むずむず脚症候群は、レストレスレッグス症候群、下肢静止不能症候群とも言いますが、難しいので、むずむず脚症候群で進めていきます。
症状としては、
むずむずする
じっとしていられない
虫が歩いているような違和感
ジーンとした痛み
といったような症状が、じっとしている時、特に夕方から夜間にかけて足に出ることが多く、強い痛みを感じることもあり、この症状が現れると足を動かしたり、歩き回ったりせずにおれなくなります。
足以外にも同様の症状が出ることがあります。
睡眠の質に大きく影響
夜間にかけて多いため、睡眠に大きく影響し、布団に入ってもむずむずとした症状が現れ、「外に歩きに行かないと気持ち悪くてたまらない」と、言われる方も少なくありません。
睡眠の質が低下することで、当然のように『日常生活にも影響』します。
日中、眠たくなったり、仕事に集中できない、疲れやすいなど。
病院でもなかなか診断がつかない
一般的にはなかなか聞きなじみのない病気ですが、むずむず脚症候群がはじめて報告されたのは17世紀のことだそうです。
日本人の推定患者数は約4%、はっきりとした原因はよくわかっておらず、基本的にみれる科も神経内科などと限られており、はっきりと診断されないことも多く、『症状はつらい、睡眠もしっかりとれない、運動量も減る、自分の状態がわからない』ということで落ち込み、心の病に発展する方もおられます。
ただ単に足がむずむずするだけでしょ、なんて単純な病気でもかんたんな症状でもありません。
むずむず脚症候群の病院での治療
むずむず脚症候群に対しての病院での治療は、薬を使用した治療と薬を使わない治療とがあります。
薬を使わない治療を第一選択とするべきと、日本の学会ではされています。
薬を使わない方法としては、
・睡眠の質の改善
・寝る前のアルコール、カフェイン、たばこを避ける
・抗うつ薬、抗ヒスタミン薬などむずむず脚症候群が悪化する可能性のある薬の中止、減量
・適度な運動
・気を紛らすためのゲームなど
・症状を軽減させるために、温冷シャワー、マッサージ、起き上がる、遅い時間に寝る
などが行われています。
薬の場合は、脳から出る物質を増やすお薬などがあります。
同じ人は一人としていない
上記の薬を使わない治療が、私には生活指導に感じてしまいます。
というのは、これらは『誰に対しても、同様に』行われるであろうことだからです。
これが大事ではない、と言っているのではありません。
むしろ、生活指導は当然のことであり、絶対にしなければなりません。
しかし、生活指導だけで改善しなければ、次はお薬が始まります。
果たして生活指導だけで改善する人がどれだけいるのでしょうか?
それだけでは、『あなた』が悩み苦しんでいる『本体』と向き合っていないように感じるからです。
私はだれの症状も100%改善できるなんてことは言えませんし、そんなことは到底できません。
しかし、少なくともお一人お一人と向き合い、『あなた』の症状は『あなた』の症状として、個別にみなければいけないと思っています。
そのうえで、今のあなたに必要な生活指導を行うことで、その効果がでるのです。
まとめ
お二人のみの結果ということで、あなたの参考になるかどうかはわかりませんが、事実をお伝えしました。
お二人の場合、足のむずむず感が消えるまで2か月ほどかかりました。
お二人とも『10年以上前から』足のむずむず感でお悩みでした。
この2か月という期間が長いと感じるか短いと感じるか、そして毎日歩くことが苦痛と感じるか。
どう思いますか?
(効果には個人差があるので、かならず2か月でよくなるというわけではありません)
お二人にもとても喜んでいただきましたが、お二人のご家族にもとても喜んでいただけました。
ご本人同様にご家族も苦しかったんですよね。
あなたも『可能性は捨てたくない』、と思いませんか?
一人で悩まず、一緒に取り組みましょう。
施術料金
整体(骨盤矯正含む)
あなたを苦しめる『痛み』、『ゆがみ』などの症状に対応します
異常のある関節を、正しく動く関節に整えます
初見料:2.000円
再見料:2.000円 ※最後の施術日から二か月経つと、再見料の対象です
施術料: 一 般 5.000円
中学生まで 4.000円
当院では、施術だけでなく歩行指導、運動指導、日常生活指導、食養生などを通じて再発防止に力を入れています。
完全予約制
ネット予約、LINE予約は24時間受け付けています。
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